タロットカードの構成|大アルカナと小アルカナの違いとは?

タロット占い豆知識
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豆知識開運コラム

はじめに

タロットカードは、大きく「大アルカナ」と「小アルカナ」という2つのカテゴリーに分けられます。それぞれの違いを理解することは、タロット占いをより深く読み解くために欠かせないポイントです。

大アルカナ(Major Arcana)

大アルカナとは

「大アルカナ(Major Arcana)」とは、タロットデッキの中で特に象徴的な意味を持つ22枚のカード群を指します。0番の「愚者(フール)」に始まり、21番の「世界(ザ・ワールド)」に至るまで、人生における重要なテーマや精神的成長のプロセスを象徴するカードが並びます。例えば「恋人」「死神」「運命の輪」など、単語だけでも深い象徴性を感じさせるものが多いのが特徴です。
大アルカナがリーディングに登場した場合、そのテーマが占いにおける重要な転換点や、避けがたい大きな流れであることを示していると解釈されることがよくあります。つまり、大アルカナは「人生の大きな節目」や「魂の成長」を象徴するカード群だといえるでしょう。

大アルカナのカードの一覧

小アルカナ(Minor Arcana)

小アルカナとは

「小アルカナ(Minor Arcana)」は、より日常的な出来事や細やかな感情、思考を表現する56枚のカードから成ります。小アルカナはさらに「ワンド(棒)」「カップ(杯)」「ソード(剣)」「ペンタクル(金貨)」という4つのスート(組)に分かれ、それぞれのスートが「行動・感情・知性・物質」という異なる側面を表します。小アルカナのカードは、1から10までのナンバーカードと、ペイジ・ナイト・クイーン・キングという4枚のコートカード(人物カード)で構成されています。これらは日常生活での小さな選択、感情の起伏、人間関係の変化などを細やかに描き出しており、大アルカナよりも具体的で現実的なテーマを扱うことが多いです。

スートの内訳

  • ワンド(杖):行動、成功、熱意
  • カップ(杯):感情、愛情、相信
  • ソード(剣):知性、言説、決断
  • ペンタクル(91):金銭、物質、実際性

小アルカナのカード一覧

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おわりに

タロットカードの構成を理解すると、リーディングの深みや細やかさがより明確に分かるようになります。次第には、これらのカード各々の意味を深く探ることで、世界の角度が更に広がるでしょう。