──「私っておかしいの？」と思ったあなたへ贈る、安心の第一歩
「最近ムズムズするけど、どうしたらいいのかわからない」
「自慰ってしてもいいの？」「ちょっと興味はあるけど、こわい」
そんなふうに思ったことはありませんか？
性のことって、誰にも聞けないし、検索しても「大丈夫かな…」と不安になるような情報ばかり。
でも、本来セルフプレジャーは、自分の身体と心を大切にする時間です。
誰にも見せなくていい。
正解なんてない。
あなたが心地よくいられることが、いちばん大切です。
このページでは、はじめて自分に触れてみたいと思ったあなたへ、やさしく、安心できるセルフプレジャーの始め方をお届けします。
1. セルフプレジャーって何？
──それは“ひとりエッチ”じゃなく“自分へのケア”かもしれない
セルフプレジャーとは、いわゆる“自慰行為”のこと。
でも、「性欲を処理するためのもの」だけではありません。
- 気持ちよさを通じて、自分の感覚を知る
- 心のモヤモヤや緊張をやわらげる
- 自分を受け入れるための習慣になる
- 自己肯定感を高める“私だけの安心時間”
こうした「心と身体のつながりを整えるセルフケア」として、セルフプレジャーを捉える女性が増えています。
2. どうして「やってはいけないこと」と思ってしまうの？
多くの女性が、最初に自慰について考えるときに「罪悪感」や「恥ずかしさ」を抱えます。
その理由の多くは、以下のような社会的な刷り込みです。
- 女の子は“慎み深くあるべき”という無意識の価値観
- 性に対するネガティブな教育や情報不足
- 「自慰＝いやらしいこと」というイメージ
でも本当は、性欲は誰にでもある自然な欲求で、
それにやさしく向き合うことは、健やかに生きるためにとても大切なことです。
3. はじめてセルフプレジャーをする前に知っておきたいこと
● 場所と時間を安心に整えよう
自分だけの空間、誰にも邪魔されない時間が何より大切。
夜寝る前、リラックスした姿勢で、静かに過ごせるタイミングが◎。
● 緊張しないために「触れ方を知る」
触れる前に、呼吸を深く整えてみましょう。
手は温かいですか？ 爪は痛くないですか？
最初は直接触らず、太もも・お腹・胸などからゆっくり慣らしてみて。
● ローションや潤滑剤を使うと安心
初めての人ほど乾燥でヒリヒリしやすいため、肌へのやさしさを優先してください。
無香料・無添加のものがおすすめです。
4. はじめてのセルフプレジャー、どうすればいい？
「どうやって触ればいいの？」
そう思ったときは、“答えはあなたの中にある”と思ってみてください。
▼ 代表的な方法（自分のペースでOK）：
▷ 外側からやさしく触れてみる（クリトリスまわり）
- 指の腹で、円を描くように
- ショーツの上からでもOK
- 強さより“心地よさ”を大切に
▷ 触れずに想像するだけでもいい
- 好きな人、憧れの人とのやさしい妄想
- 自分が愛されているイメージ
→ 気持ちが高まるだけでも十分です
▷ 挿入しなくても大丈夫
- 初めてで中に指を入れるのは怖くて当然
- 無理せず、「ここが好き」と思えるポイントだけでOK
5. 終わったあと、不安や虚しさを感じたら
セルフプレジャーのあと、なぜか落ち込んだり、罪悪感を感じたりする人もいます。
これは、「してはいけない」という文化的な思い込みや、自分を受け入れきれない気持ちが原因のことが多いです。
でも、それは“あなたが感じようとした証拠”です。
呼吸を整えて、自分にこう声をかけてあげてください。
「今日も私の気持ちに耳を傾けてあげられた」
「よくがんばったね。ありがとう、私」
自分にやさしくできることが、自己肯定感の始まりです。
6. プレジャーグッズって使っていいの？
もちろんです。
最近では、初心者向けのやさしい設計のものがたくさん登場しています。
- 小型・静音・防水のバイブレーター
- クリトリス用の吸引アイテム
- 肌にやさしい潤滑ローション
- パートナーと一緒に使えるものも◎
「買うのが恥ずかしい…」と思っても、通販では匿名配送・女性ブランドが充実しているので安心です。
おわりに：「感じていい」は、自分を大切にすること
誰かに触れられる前に、
まずは「私自身をわかってあげる」こと。
それが、セルフプレジャーのいちばん大切な本質です。
- 気持ちいいと感じたとき
- 心が落ち着いたとき
- 自分の中にある安心を知ったとき
あなたはもう、“性”を通して、自分を大切にする方法をひとつ見つけたのです。
恥ずかしさも、不安も、最初はあって当然。
でもその先にあるのは、もっと自分を好きになれる時間です。
どうか、あなただけのリズムで、自分を知っていってください。
