タロットカード「女教皇」の意味を解説(正位置/逆位置)

タロットカード解説占い辞典

タロットカード【女教皇】の基本的な意味は?

女帝のカード
女教皇のカード
yona
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このページは、占い辞典・タロットカードの解説ページです。

今回はタロットカードの22枚の大アルカナから、2番の「女教皇」の解説をしていきます☆・*。・:*+..:+

【女教皇】の核となるキーワード

知恵

【女教皇】の絵の意味

青いヴェールをまとい、太陽と雄牛の角の形の冠を被るこの女性は、神殿に座って神からの啓示を行う女教皇。彼女の表情は固く、近寄り難い雰囲気です。
左右には、BとJというアルファベットが刻まれた2本の柱。このB(ボアズ)とJ(ヤキン)は、それぞれ「試練」と「愛」を意味しています。この2つの柱は、2つの対立する要素や事柄が、行く手を阻んでいる状態を表します。
ヤシとザクロが描かれたタペストリーは男女の性を、背景の青い海は隠れた知識を表しています。手にしている巻物はTORA(トーラの書…ユダヤ教の法律書)で、彼女の聡明さを伺わせます。
このカードが出た時は、理屈や損得感情などではなく、心を鎮め、内なる声に耳を傾けることが大切です。

タロットカード【女教皇】の正位置・逆位置別の意味

タロットカードの正位置と逆位置とは、カードが引かれたときにカードが上下逆さまになっているかどうかで決まります。
正位置のカードは、そのカードの持つ意味が最も明確に表れるとされていますが、逆位置のカードは、そのカードの意味が逆転したり、ネガティブになったり、その意味に到達できていないなどの意味になります。

それでは、正位置・逆位置別の解釈の例を見ていきましょう。

タロットカード【女教皇】の正位置の意味

女教皇 正位置

正位置の基本キーワード

知識、知性、直感的な気づき、洞察力、秘密、内なる声、考察、潔白、叡智、メンタル、近寄り難い、見えない世界の探求、冷静さ、静けさ、白黒をつける、学びの機会、繊細さ など

女教皇の正位置が出たら、どう解釈する?

女教皇が正位置で出現した場合、内面の声に耳を傾け、直感を信じることを示唆します。知恵と洞察力が強調され、内省的な探求と自己発見の時期を迎えていることを示唆します。未知の事柄に対する深い理解や、潜在意識とのつながりを意味し、静かな内面世界への旅を促します。

女教皇の正位置が出たとき、恋愛・仕事・人間関係それぞれのキーワードを出すなら?
恋愛について占った時のキーワード例(女教皇/正位置)

真実の愛に出会う、魅力的なパートナーが見つかる、自信を持って積極的なアプローチを、知性のあるコミュニケーション、素敵な恋人を迎え入れる、行動を起こすべきとき など

恋愛について占ったときの解釈(女教皇/正位置)

恋愛占いで女教皇の正位置が出た場合、相手の方との直感的なつながりや、深い感情の共有を表しています。恋愛関係において、内面の探求と自己発見が重要となり、直観と感受性に基づく深い理解が求められます。表面的な魅力を求めるよりも、精神的な絆や真実の感情の共有を重視すると良いでしょう。

仕事について占った時のキーワード例(女教皇/正位置)

才能を生かす、ポテンシャルを引き出す、積極的に取り組む、アイデアを形にする、自己実現の道を見出す、自分らしく輝く、適性を生かす、手際の良さ、チャンス到来、外交 など

仕事について占ったときの解釈(女教皇/正位置)

仕事に関する占いで女教皇の正位置が出た場合、直感と内省を通じて深い知識や洞察力を発揮する時期であることを告げています。専門知識に加え、直感的な独自のアプローチが評価されるので、内面世界の探求を行い、自分自身の本当の意見を見出すことが重要です。静かな環境での瞑想や集中が、仕事上の成果を高める鍵となります。

対人関係について占った時のキーワード例(女教皇/正位置)

優れたコミュニケーション能力、機転を効かせた働きかけ、会話が続く、説得力のある言葉、頭の回転が早い、自信に満ちている など

対人関係について占ったときの解釈(女教皇/正位置)

対人関係に関する占いで女教皇の正位置で出た場合、深い理解と共感、直感的なコミュニケーションの重要性を表しています。深層心理では周囲の人と深いレベルでの交流を望んでおり、感情や意見を共有することで、より強固な信頼関係を築くことができます。また、このカードは、相手の言葉の背後にある意味を理解し、言葉以上のものを感じ取る能力を持っていることを表しています。対人関係における直観力と洞察力を信じ、それを活用することで、より豊かな人間関係が築けることでしょう。

タロットカード【女教皇】の逆位置の意味

女教皇

逆位置の基本キーワード

直感を無視、表面的な知識、閉じた心、秘密、誤解、偏見、曖昧さ、不確実性、無関心、混乱、隠された事実、偽り、心の壁、無理解、曖昧なメッセージ、表面的な関係 など

女教皇の逆位置が出たら、どう解釈する?

女教皇の逆位置は、内面の声や直感を無視していることを示唆します。表面的な知識や理解に頼り、深い洞察力やスピリチュアルな真実など、本来の自分を包み隠してしまっている状態です。

女教皇の逆位置が出たとき、恋愛・仕事・対人関係それぞれのキーワードを出すなら?
恋愛について占った時のキーワード例(女教皇/逆位置)

無視される直感、感情の不一致、誤解、表面的な関係、感受性の欠如、秘密、心の壁、曖昧さ、偽りの愛、不確実性、混乱、無関心、偏見、曖昧なコミュニケーション、感情の混乱、不安定 など

仕事について占った時のキーワード例(女教皇/逆位置)

直感が否定される、表面的な知識、誤解、偏見、秘密、不確実性、無関心、混乱、隠された事実、心の壁、曖昧さ、偽り、無理解、曖昧な指示、不満、表面的な関係 など

対人関係について占った時のキーワード例(女教皇/逆位置)

冴えない直感、誤解、曖昧なコミュニケーション、心の壁、秘密、表面的な関係、不確実性、無関心、偏見、混乱、隠された事実、感情の不一致、無理解、偽り、感受性の欠如、曖昧さ など

タロットカード【女教皇】についてのまとめ

女教皇のカードは、知恵、直感、スピリチュアルな理解を象徴するカードです。自分自身の内面の声や、直感に耳を澄まし、潜在意識へ潜り込んでいくことを意識づけます。内面の世界から聞こえる内なる自分の声や、直感の力は、今まで見えなかった道しるべになるでしょう。

正位置で現れた場合は、内面の知恵と洞察力の重要性を示唆し、自分自身と深く見つめ合うことを求められていることを表します。知識と直観の深化、精神的な成長、未知の事柄に対する理解を意味します。恋愛では、直感的な絆と感情の共有、仕事では専門知識や洞察力の発揮、対人関係では共感と深い理解などを意識して行動すると良いでしょう。

逆位置で出現した場合は、内面の声や直感にあまり関心を持てていないのかもしれません。表面的な知識や理解に頼り、深い洞察力や真実へのアクセスが欠けることを意味します。恋愛では感情の不一致や表面的な関係、仕事では曖昧な指示や混乱、対人関係では誤解や心の壁が生じる可能性があります。